サッカーの日本代表が20日、埼玉スタジアムで8大会連続となるワールドカップ(W杯)出場を決めた。2―0でバーレーンを下すと、控え選手がピッチに飛び出して歓喜を分かち合い、森保一監督は集めたスタッフと輪になって喜んだ。
日本で初めてW杯出場をまたいで続投した森保監督は、試合前の君が代斉唱から目を潤ませて感極まる様子も。試合後は「厳しい戦いを乗り越えてきた選手たちはヒーローだ」と興奮気味にあいさつ。主将の遠藤航(リバプール)らに水をかけられ満面の笑みだった。
欧州で活躍する面々が多くを占め、史上最強とも称される選手たちは「最高の景色を 2026」との文字が入ったタオルを掲げた。最後は最年長、38歳の長友佑都(FC東京)が5万8137人の観客に「みんなブラボー!」と叫んで締めた。