トランプ米大統領とプーチン・ロシア大統領の電話会談について、ウクライナのコルスンスキー駐日大使は19日、米ウクライナ間で合意した30日間の停戦案をプーチン氏が受け入れなかったことに触れ、全面停戦は「非常に長い道のりとなる」と述べた。共同通信の取材に答えた。
プーチン氏はウクライナのエネルギー施設への攻撃を30日間やめることに同意したが、コルスンスキー氏は「大きな決断ではない」と強調した。ロシアは過去に停戦合意違反を繰り返してきたとして「いずれ、ほごにされるだろう」と述べた。
米首脳の意向については「トランプ氏は本心から戦争を終わらせたいと思っていると信じている」と述べた。