ホワイトハウス

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は17日、ロシアのプーチン大統領と米東部時間18日午前(日本時間18日夜から19日未明)に電話会談すると明らかにした。ロシアとウクライナの一時停戦や和平合意について「実現できると思う」と述べ、期待を示した。ワシントンで記者団に語った。

 トランプ氏は電話会談で、米国が提示したウクライナとの一時停戦案の受け入れを求め、ウクライナの領土問題を協議する。一時停戦案の受け入れに難色を示すプーチン氏を説得できるかどうかが焦点になる。

 米ロが対外的に公表する首脳同士の対話としては2月12日以来で、第2次トランプ政権発足後では2度目となる。2月12日の電話会談では、ロシアとウクライナの戦争終結に向けて米ロが直ちに交渉を始めることで合意した。

 ホワイトハウスのレビット報道官は17日の記者会見で、和平合意について「今ほど近づいたことはない」と強調した。今回の電話会談ではウクライナの原発の扱いも議題になると説明した。