【ワシントン共同】米商務省が17日発表した2月の小売売上高(速報値、季節調整済み)は前月比0・2%増の7227億ドル(約107兆円)だった。プラスは2カ月ぶり。伸び率は金融市場の予想を下回った。月ごとの変動が大きい自動車・同部品を除いた売上高は0・3%増で、こちらも市場予想を下回った。

 業種別ではインターネット通販などの無店舗小売りが2・4%、飲食料品は0・4%それぞれ増えた。外食は1・5%減り、ガソリンスタンドも1・0%減だった。

 全体と自動車・同部品を除いた売上高の前年同月比は、いずれも3・1%増えた。