関西空港(大阪府泉佐野市など)で第1ターミナルの大規模改修がほぼ完了し、記者団向けの内覧会が15日、開かれた。1994年の開港以来初の大がかりなリニューアルで、入国審査場の混雑緩和対策や国際線ラウンジの新装を実施。27日に全面的にオープンする。4月開幕の大阪・関西万博に向け、受け入れ態勢を整えた。
新たな入国審査場は、利用客が税関と入管の手続きを同時にできる「共同キオスク」と呼ばれる端末を導入。顔写真撮影などの重複を省き、時間を短縮できる。
また、航空会社共同の国際線ラウンジを新設。関西エアポートによると、約800席設置でき、広さ約3800平方mは国内空港で最大規模だという。