押収された「ヨネックス」に類似する商標がデザインされたスポーツウエアなど=7日午前、警視庁蔵前署

 スポーツ用品メーカー「ヨネックス」に類似する商標がデザインされたパーカを販売したなどとして、警視庁蔵前署は7日、商標法違反の疑いで、埼玉県所沢市の男性会社役員(59)と同県狭山市の男性団体職員(33)を書類送検した。署によると、2021年10月〜22年6月に計約110万円を売り上げていた。

 書類送検容疑は22年4月、ヨネックスに似た商標を付けたパーカ1着を4300円で東京都の購入者に送ったほか、同年9月に男性団体職員の自宅で、同種のトレーナーなど279点を販売目的で所持した疑い。

 2人は商品を中国の通販サイトから購入し、国内のフリーマーケットサイトで売っていた。