和装したJR社員らの出迎えを受け、運転を再開したJR七尾線の観光列車「花嫁のれん」に乗り込む利用客=7日午前、金沢駅

 能登半島地震で運転を休止していたJR七尾線の観光列車「花嫁のれん」が7日、約1年2カ月ぶりに運転を再開した。当面は団体専用の臨時列車として、金沢―和倉温泉(石川県七尾市)間を運行する。

 この日は関西方面からのツアー客が貸し切りで利用。金沢駅で出発式を開催。

 花嫁のれんは、輪島塗の図柄などを施した観光列車で、地震前は週末や行楽期を中心に運行していた。地震後は沿線の観光施設が復旧していないとして、運転見合わせが続いていた。