解体工事現場に設置されたシートが崩れ落ちた現場=6日午後5時59分、東京都品川区の「武蔵小山商店街パルム」

 6日午後4時20分ごろ、東京都品川区にある「武蔵小山商店街パルム」のアーケードで、通り沿いの解体工事現場の目隠し用に設置されたシートが、道をふさぐように崩れ落ちた。警視庁荏原署によると、シートは布と鉄パイプでできており、近くにいた1人の肩に当たり軽傷を負った。

 アーケードは全長約800メートル。目撃者が110番した。署が詳しい状況を調べている。

 夕方の買い物客でにぎわう中で規制線が張られ、警察官が歩行者に回り道をするように呼びかけていた。買い物に来た主婦(47)は「こんな騒ぎは初めて。大きなけがをした人が出なくてよかった」と話した。