北海道旭川市で2024年、女子高校生=当時(17)=が橋から川に落下させられ殺害された事件で、殺人などの罪に問われた無職小西優花被告(20)=同市=の裁判員裁判が4日、旭川地裁であった。被告人質問で、落下する際の状況を聞かれた小西被告は、共謀したとして起訴された無職内田梨瑚被告(22)=同=が「欄干の外側に立った被害者の背中を押し、視界から消えた」と供述した。
高校生は橋をつっているロープにいったんぶら下がった後、川に落ちたとも述べた。
小西被告は被告人質問で、高校生に対し「一生涯かけて償う。本当にすみません。ごめんなさい」と何度も謝罪した。