ボーカルグループ「フランクボックス」モレラ岐阜で朝日大学生と８日ライブ　オリジナルやカバー曲披露

モレラ岐阜で朝日大吹奏楽部とライブを行う「ＴＨＥ　ＦＲＡＮＫ　ＶＯＸ」の（右から）ＲＹＯ―ＴＡさん、ＹＡＳＵさん、ＲＹＯさん、ＳＮＧさん＝岐阜新聞本社

　関西出身のボーカルグループ「ＴＨＥ　ＦＲＡＮＫ　ＶＯＸ（フランクボックス）」が８日、モレラ岐阜（本巣市三橋）で朝日大吹奏楽部とフリーライブを行う。イベント「学校応援！モレライブ」のスペシャルゲストとして出演。「学生との共演は初めて。多くの人にパワーを届けたい」と意気込みを語る。

　「ＴＨＥ　ＦＲＡＮＫ　ＶＯＸ」はＭＣのＲＹＯ－ＴＡさん（３３）、ＳＮＧさん（２８）、ボーカルのＲＹＯさん（３２）、ＹＡＳＵさん（３２）の４人組で、「大阪城ホール公演」を目標に掲げ２０２３年にメジャーデビュー。ＦＭ岐阜にレギュラー番組を持つなど岐阜に縁があり、恵那市出身の和太鼓奏者加藤拓三さんから譲り受けたワゴン車で全国を巡りながら音楽活動を行っている。今回は、同部の和田隆明監督が番組に出演した縁でコラボが実現した。

　４人は「聴いた人が前向きになれるように」と「熱い」と「安心」を掛けた「ホットソング」を合言葉にする応援歌が多い。ライブではオリジナルの２曲とカバー２曲を披露する予定で、同部の約３０人との合同練習では「学生たちの熱量を感じた」と気持ちを高める。楽曲にはバンドスコアがなく、学生たちが譜面起こしから始めて演奏を完成させたことに驚いたといい「生演奏で歌えるのが楽しみ」と口をそろえた。

　８日は午後３時開演、観覧無料。岐阜新聞本社を訪れ、リーダーのＲＹＯ－ＴＡさんは「僕らと学生のパワーを掛け算して、音楽の力が感じられるステージにしたい」と話し、観覧を呼びかけた。

（大堀瑠美）