高吸水性タオルを手がける浅野撚糸(ねんし)(安八町中)は、自社のタオルと県内企業の良質なアイテムを組み合わせた「岐阜コラボ」セットに力を入れている。国連の持続可能な開発目標(SDGs)をキーワードに、繰り返し使えるアイテムや自然由来の素材を組み合わせ、岐阜の魅力や技術力の発信に一役買っている。
無料クイズで毎日脳トレ!入口はこちら自社の特許技術「スーパーゼロ」を使った高吸水性・速乾性タオルシリーズから、各社のアイテムに適した品を選んだ。第1弾は木工家具メーカー飛騨産業(高山市)で、飛騨地域の樹木を使用した無添加のアロマスプレーやアロマディフューザーに、バスタオルやフェースタオルを合わせ、2セットを用意した。
種田養蜂場(大垣市東前)とは、自然由来の蜂蜜をそのまま使った「蜂蜜飴(あめ)」と、人気フェースタオルをセットにした。飴の缶は店頭で詰め直しができる。
最新コラボは、木工職人の黒川大輔さん(垂井町敷原)が手作りするシェーカーボックスで、タオルが入るサイズを特注した。耐久性や美しさが人気の品で、ハイエンドモデルの美容タオルと組み合わせた。
ギフト商材の充実に取り組んでいたネット販売担当社員が昨年、企画した。コラボ先の選定や営業に取り組み、今月から同社の公式サイトなどで販売中(シェーカーボックスは28日~)。
担当者は「品質が良く長持ちする製品のギフトセット。安い物を使い捨てしたりせず、丁寧な暮らしをしている人に喜んでもらえるはず」とお薦め。コラボ先の企業も募集している。