拾得物として届けられたコノハズクとみられる鳥=19日午前、飛騨署

 フクロウ科の鳥、コノハズクとみられる鳥が18日に岐阜県警飛騨署に拾得物として届けられ、大きな目の愛らしい姿が署員らを和ませている。

無料クイズで毎日脳トレ!入口はこちら

 コノハズクは日本で一番小さいフクロウで、体長は20センチほど。署によると、18日夕方、飛騨市古川町の駐車場で羽を休め、動かないでいるのを住民が見つけ、署に届けた。40代の署員も「初めて見た」と目を丸くし、スマホのアプリで照会したところ、コノハズクらしいことが分かった。

 夜行性とみられ、19日の日中は新聞紙でくるんだ鳥かごで大きな目を光らせていた。新聞紙を外すと、日の光がまぶしいのか目を閉じた姿に。かわいらしい姿に署員も目尻を下げていた。

 署はペットとして保護したが、野鳥の可能性もあるため、一両日中には放す予定という。

(三輪真大)