
やりがい聞いてみました
エステティシャンから転身
北條さん(山内ホスピタル介護老人保健施設・岐阜市)

-介護職員になったきっかけは。
今年2月に介護職員になったばかりです。前職はエステティシャンをしていて、昨年の春に結婚を機に岐阜市に引っ越してきました。そんな矢先に突然体調を崩し、3週間ほど入院しました。同じ病室だった80代の女性とよく話していたのですが、病気や今後の不安から心が弱ってしまっていたようで、私も同じ立場でありながらも励ましたり、看護助手がその女性のケアをする姿を見たりする中で「私も人のために働いてみたい」と思うようになっていきました。
もちろんエステも、健康で美しくあり続けたいと願う方のためになる仕事でした。ただ、入院生活を経て、心と体が弱っていて手助けが必要な方の力になりたいという思いが芽生えました。
そこで退院後、体調面の様子を見ながら介護職員初任者研修を受講し、資格取得した直後に山内ホスピタル介護老人保健施設(山内老健)に就職しました。
-山内老健に決めた理由は。
いくつかの施設へ見学に行きましたが、その中で一番、山内老健が清潔だったのが決め手でした。施設内が清潔であり、整理整頓されていることは、利用者の方々への対応に直結することなのではないかというイメージを持っていたからです。また、見学時に職員の皆さんの雰囲気が良かった点にもひかれました。実際、働き始めてから、皆さんの優しさにはとても助けられています。男性職員も多く、大柄な利用者の移乗介助などを一緒にしてもらえて心強いです。
休みが多いことや、遅番の翌日は早番にならないように調整してもらえることなども長所で、職員のことを思っての配慮でありがたく感じています。
-やりがいや大変なことは。
利用者の皆さんに対し、丁寧に対応することがやりがいです。例えば着衣をきっちり整えると利用者の皆さんは「手間をかけてしまって」と申し訳なさそうにされます。それでもどんなに忙しくてもきちんとやりたいですし、「ありがとう」と言っていただけることがうれしいです。
大変なことは利用者とのコミュニケーションです。言葉を発することが難しい方でも、やってほしいことは懸命に伝えてくださいますから、しっかりと向き合えば理解できます。しかし、こちらがやっていただきたいことを伝えるのは難易度が格段に上がります。今は「この方はこういう伝え方をすれば伝わる」などの引き出しを増やしているところですね。
-目標は。
当面の目標は国家資格「介護福祉士」の取得です。資格を取るには3年以上の実務経験が必要ですので、まずは3年間頑張ります。
介護福祉士を取ったその先の夢は、これまでの全ての経験を融合させて自分だからこそできる仕事をすることです。運動指導やマッサージセラピストをしていた経験もありますので、それらを生かしたいです。もちろん介護の場合はリハビリ等との兼ね合いもありますが何かできるはず。介護職をきっかけに視野が広がっていくことを楽しみに、まずは日々の業務を頑張っていきます。