高橋正明監督による新大垣日大野球で14年ぶりに東海秋の覇者に―。秋季東海高校野球大会最終日は27日、静岡市の草薙球場で決勝を行い、大垣日大が常葉大菊川(静岡1位)を7―4で下し、3度目の優勝を遂げ、明治神宮大会出場を決めた。岐阜県勢の秋季東海大会優勝は2012年の県岐阜商以来12年ぶり。

14年ぶり3度目の秋季東海制覇で喜びにわく大垣日大ナイン=草薙球場

常葉大菊川 001300000=4
大垣日大  03001030×=7

◆高橋監督による対話重視の選手が考えるのびのび野球が逆転の対応力育む

 先制しながら逆転された決勝も、今チームの最大の特徴である高い対応力が存分に発揮され、東海覇者へと押し上げた。全3試合連続の逆転勝ちを果たせた対応力は、阪口慶三前監督の野球をベースにしながら、新たな独自要素を取り入れた就任1年目の高橋監督の手腕によって培われた。...