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 岐阜県高野連は13日、7月開幕する第106回全国高校野球選手権岐阜大会の暑さ対策の一環で、試合日前日に「熱中症特別警戒アラート」が出た場合は予定していた全試合を原則中止し、順延する方針を決めた。

 環境省が4月から特別警戒アラートの運用を始めたのを受けた対応。同アラートは、気温と湿度などから算出する指標「暑さ指数」が各都道府県内の全地点で35以上になると予想される場合、前日午後2時ごろに発表される。発表後に天候が変わっても取り消しはない。特別アラートの発令は環境省のホームページなどから確認できる。

 県高野連は、今年から暑さ対策として、長良川球場での1回戦を除き各球場1日2試合に設定。2試合のうち第1試合は9時から開始し、暑さが厳しくなる昼過ぎの時間帯をできる限り避ける。また、暑さ指数が常時観測できるように各球場に観測計を置き、試合開始時の暑さ指数をチェックする。

 県高野連によると、昨夏の岐阜大会の開催期間中に岐阜市で暑さ指数が35を超えた日はなかった。昨夏は五回終了時の10分間に給水するためのクーリングタイムを設けたほか、水分補給などを呼びかける場内アナウンスを繰り返し行うなど観客への周知も徹底。クーリングタイムの導入に伴い、熱中症による選手の救急搬送はゼロだった。

 今夏の岐阜大会は、7月6日に開幕し、決勝は27日の予定。今月22日に組み合わせ抽選会が行われる。