ゴールデンウイークが始まり、大阪・関西万博の入場ゲートで開場を待つ大勢の来場者=26日午前、大阪市此花区の夢洲
 ゴールデンウイークに入り最初の土日を迎え、出国ラッシュで混雑する成田空港=26日午前
 14日、大阪・関西万博の開場を待つ人たち=大阪市此花区の夢洲

 26日からゴールデンウイーク(GW)に入り、最初の土日を迎えた。全国の行楽地がにぎわい、大阪・関西万博などのイベントには多くの人が訪れた。航空各社の国際線では、海外旅行客らの出国がピークに。今年は長い休みを取りづらい曜日の並びとなっており、交通機関の利用は分散傾向で、下りの混雑ピークはGW後半の5月3日ごろの見通しだ。

 25日時点で一般来場者数(速報値)が100万人を突破した大阪・関西万博会場の人工島・夢洲(大阪市)は快晴。ゲート前では、日傘を手に開場を待つ人が多く見られた。家族5人で訪れた静岡市の会社員大勝和加奈さん(46)は西陣織を使ったパビリオンの外観を見るのが楽しみと笑顔。広島県福山市の会社員中村修一さん(57)は米国館の展示「月の石」を目当てに妻と訪れ、「盛況の様子を見たいと思い、大型連休初日を狙った。楽しみたい」と話した。

 成田空港は旅行客らでにぎわった。千葉県浦安市の会社員宇田川英里香さん(35)は家族4人でグアムに行くといい「ゆっくりしたい」と話した。