3月に東北新幹線はやぶさ・こまち21号の連結が外れたトラブルで、JR東日本は23日、当該車両のE6系こまちについて、運輸安全委員会が命じた保全が解除されたため、検査や整備をした上で営業運転に使用すると明らかにした。具体的な時期は未定。
安全委によると、保全の解除は21日付。車両の調査が終わり、今後は持ち帰ったデータの分析などを進める。JR東も原因究明に向けて調査を続ける。
トラブルは3月6日、上野―大宮間で発生した。直後の車両点検で、こまちの連結器が分離する動作を繰り返す状態が確認された。JR東は電気系統の不具合とみている。