パナソニックホールディングス傘下のパナソニックエナジー(大阪府守口市)は23日、米国の電気自動車(EV)のトラックメーカー「ハービンジャー」に、リチウムイオン電池の供給を始めると発表した。中型の商用EVトラックに搭載される。米EV大手テスラの乗用車向けが中心となっている供給先の拡大を目指す。

 大阪府内の工場で製造した円筒形電池を米カリフォルニア州のハービンジャー本社工場に納入する。将来的には、パナソニックエナジーが今後稼働を予定しているカンザス州の工場からの供給も検討している。

 ハービンジャーは、2021年設立の中型EV商用車に特化した新興自動車メーカー。