マツダは22日、事務職などで働く50代以上の正社員500人を対象に、転職希望者を募集すると発表した。社外への再就職を支援する制度を導入し、退職金を割り増して生涯年収の落ち込みを抑える。希望があれば、マツダが専門性に応じて、地元企業などとのマッチングも図る。
勤続5年以上で、国内外で働く50〜61歳の正社員が対象。技能職や定年後に再雇用されている人は含まない。50歳を超えると一般的に転職が難しくなることを念頭に「セカンドキャリア支援制度」と位置付けた。
マツダは米国のトランプ政権による自動車関税の影響が大きく、不透明な経営環境が続く。