祝勝会で記念撮影するスノーボードの(右から)平野流佳、冨田せな、戸塚優斗=22日、東京都内

 スノーボード男子ハーフパイプのワールドカップで3季連続の種目別王者に輝いた平野流佳(INPEX)らが22日、東京都内で今季の祝勝会に参加し「高難度の技を入れた種目別優勝だったので、満足度は過去2度より高かった」とシーズンを総括した。

 来年の冬季五輪へ向けて斜め軸に縦3回転、横4回転する「トリプルコーク1440」の連続技の習得に励む。「金メダルを狙うなら絶対に必要。五輪は今までで一番の演技ができれば」と意気込んだ。

 女子で世界選手権2位の清水さら(TOKIOインカラミ)は「目標だった五輪に一歩近づけた。技数がまだ少ないので、どんどん増やしていく」と語った。