【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は20日、ホワイトハウスの設計図などの機微な文書を多くの米政府職員が2021年から不適切に共有していたと報じた。民主党のバイデン前政権と共和党のトランプ現政権で「取り扱いに特に注意を要する情報のずさんな管理」が続いていたと問題視した。
米政府で官公庁ビルを管理する一般調達局(GSA)の職員が、ホワイトハウスの設計図を含むクラウドサービス「グーグルドライブ」のフォルダーを、GSAの全職員計1万1200人以上の誰もが閲覧、編集できるように間違えて設定していた。トランプ政権の出入り業者の銀行口座情報も含まれていた。