【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は20日、ヘグセス国防長官が妻と弟、顧問弁護士との一般アプリ「シグナル」のチャットグループで、イエメンの親イラン武装組織フーシ派に対する3月の空爆作戦の詳細を共有していたと報じた。関係者4人の話としている。
同紙はFOXニュースの元プロデューサーの妻らが作戦の実行中に詳細を知る必要性はなかったとして「機密情報の取扱規則の順守を疑われることになる」と指摘した。関係者の一人によると、側近らは作戦の1〜2日前、ヘグセス氏に一般アプリのシグナルで計画の詳細を投稿しないよう警告していたという。