【ナイロビ共同】コンゴ(旧ザイール)北西部のコンゴ川で15日に乗客ら約500人を乗せた船が火災を起こして転覆する事故があり、地元当局は18日、少なくとも148人が死亡したと発表した。AP通信が報じた。道路整備が遅れているコンゴでは船が主要な交通手段となっているが、安全管理の不備から事故が相次いでいる。
APは16日、死者は少なくとも50人、行方不明者は数百人と伝えていた。まだ100人以上が行方不明で、死者はさらに増える恐れがある。転覆する前に調理が原因とみられる火災が発生し、重度のやけどを負った乗客も多いという。