【ワシントン共同】米商務省が17日発表した3月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は年率換算で前月(改定後)より11・4%減の132万4千戸だった。2カ月ぶりのマイナスで、142万戸程度と見込んだ市場予想を下回った。

 主力の一戸建ては14・2%減の94万戸。全体の着工件数の前年同月比は1・9%増だった。

 地域別では、最大市場の南部が前月比17・1%、西部は30・9%それぞれ減った。一方、中西部は76・2%、北東部は1・4%それぞれ増えた。

 着工件数の先行指標となる建設許可件数は1・6%増の148万2千戸と市場予想を上回った。前年同月比では0・2%減だった。