文化庁の看板

 文化庁のポータルサイト「文化遺産オンライン」で縄文時代の土偶などと紹介していた三つの資料が「偽物ではないか」と外部から指摘を受け、該当部分の公開を取りやめたことが17日、分かった。同庁の担当者は「詳細は確認中だが、誤解を与える内容があった」と説明している。

 縄文時代の「遮光器土偶」などと説明されていた三つの資料。文化庁のインターネット上の問い合わせ窓口に指摘が寄せられ、同庁の専門職員が確認したところ、誤った情報が含まれる可能性があると判断したという。

 サイトは、全国の博物館や美術館が所蔵する約29万2千件の国宝や重要文化財などを紹介している。