記者会見する立憲民主党の小西洋之参院議員(左)=17日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題に絡み、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏が、X(旧ツイッター)の投稿で名誉を毀損されたとして、立憲民主党の小西洋之参院議員に160万円の損害賠償を求めた東京地裁の訴訟で、立花氏は17日までに請求を放棄し訴訟が終結した。小西氏側が明らかにした。16日付。

 立花氏は県議会調査特別委員会(百条委)で委員長を務めていた奥谷謙一県議に対しても、記者会見の発言で名誉を毀損されたとして同様に提訴していたが、15日に請求を放棄している。

 小西氏は、Xで斎藤知事の投稿を引用した上で「立花氏と公選法違反の二馬力選挙を行った」などと投稿した。