政府は17日、太平洋戦争末期の激戦地・硫黄島(東京都小笠原村)の戦没者遺骨収集を巡る関係省庁会議を開き、2024年度に遺骨66柱を収容したと報告した。遺骨収集団を引き続き派遣するなど25年度の事業計画も確認した。

 厚生労働省によると、24年度は収集団を2回派遣。他に2回の派遣予定があったが、現地の渇水の影響で中止となった。

 硫黄島では、これまで約1万750柱の遺骨が収容された。約1万1150柱が未収容とみられる。