英国の航空関連調査会社「スカイトラックス」が発表した25年世界空港ランキングで、羽田が3位、成田が5位と、トップ5に日本の2空港が選ばれた。地方の空港の上昇が目立った。
世界首位は前年2位のシンガポール・チャンギ空港で、2年ぶりにトップを奪還。飲食施設の多彩さなどが評価された。前年首位だった中東カタール・ドーハのハマド空港は2位に後退した。
羽田は主要空港で清潔度が世界一とされ、前年から順位を一つ上げ、トップ3に。成田の順位は前年と同じだった。
スカイトラックスは24年8月〜25年2月に世界の500を上回る空港で、100超の国・地域の利用客を対象に調査。空港の出入国手続きや買い物、飲食、清掃といったサービスのほか、施設・設備などを巡る満足度を評価し、順位を付けた。
新千歳、大阪(伊丹)はともに、前年順位から七つ上がり、それぞれ42位、71位。那覇は78位に上昇した。17位に中部、21位に関西、23位に福岡で、前年と同様に日本の8空港が世界100位以内に入った。(NNA=共同)