13日に開幕する大阪・関西万博の会場で、警備に当たる警察官=11日午後、大阪市此花区の夢洲

 大阪・関西万博がいよいよ13日に開幕する。会期は10月13日までの半年間。祭典ムードが高まる中、行く際には来場前後で注意点がある。入場券を買った後は来場日時予約が必要で、主要な交通手段は地下鉄かバス。自家用車で乗り入れはできない。キャリーケースは持ち込めず、会場内の支払いは現金不可の全面キャッシュレス決済だ。スマートフォンの充電切れも気をつけたい。

 来場する日時予約は希望日の半年前から先着順で、まずはいつ行くか決めたい。万博は会期後半に混雑するのが通例で、日本国際博覧会協会は4、5月の平日が快適に観覧できると呼びかける。

 チケットはインターネットで手続きする電子入場券が中心で、事前にパビリオンやイベントの観覧予約ができる。計3回チャンスがあり、来場3カ月前から1回目の抽選申し込みが始まる。

 会場の夢洲へは大阪メトロ中央線と、主要鉄道駅からバスが利用可能。自家用車で向かう場合は、指定の駐車場で専用のバスに乗り換える。

 大型荷物預かりは1個1万円で、1日200個に限られるため携行は避けたい。