米大リーグで使われ始めた「魚雷バット」(AP=共同)

 米大リーグで使われ始めた「魚雷バット」と呼ばれる特殊な形状のバットが、プロ野球でも11日の公式戦から使用可能となった。同日に東京都内で開催された日本野球機構(NPB)の規則委員会で、ルールに抵触しないことが最終確認され12球団に伝えられた。

 「魚雷バット」は芯の部分が最も太く先端に向けて細くなる独特の形。公認野球規則ではバットの長さ、太さの上限が決められている。NPBの規則委員を務める友寄正人氏は「規則に反したものではない。全く問題ない」と説明した。