ボクシングのプロテストに合格した荒竹一真=後楽園ホール

 ボクシングで2022年アジア選手権準優勝の実績を持つ22歳の荒竹一真(大橋)が10日、東京・後楽園ホールでプロテストを受験し、6回戦の試合が可能なB級に合格した。5月28日に横浜BUNTAIで行われるダブル世界戦興行でデビュー予定で「新たなスタート。慎重にいきながらも、面白い試合をしたい」と抱負を語った。対戦相手は後日発表される。

 荒竹は鹿児島・鹿屋工高時代に高校5冠を達成。今後は最軽量のミニマム級を主戦場にする見込み。サウスポーのホープはジムの先輩で世界スーパーバンタム級主要4団体統一王者の井上尚弥に憧れを抱き「倒す選手は華がある。そこを目指してやりたい」と話した。