記者会見後、撮影に応じる女子テニス日本代表の杉山愛監督(中央左)ら。同右は内島萌夏=10日、有明コロシアム

 女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング杯決勝大会の予選の開幕を翌日に控えた10日、日本代表が会場となる東京・有明コロシアムで記者会見に臨み、杉山愛監督は8強入りした昨年に続く決勝大会進出に向け「強豪国が相手だが、地の利を生かしてチャンスをものにしたい」と意気込みを語った。

 予選は3チームずつが6組に分かれ、各組トップが9月の決勝大会に進む。日本は12日にルーマニア、13日にカナダと対戦する。シングルス世界ランキング51位の内島萌夏(安藤証券)は「エースの自覚はある。またファイナルの舞台に戻れるように予選を勝ち抜きたい」と力強く話した。