米グーグル親会社アルファベット傘下のウェイモなどは10日、東京都内で自動運転車両を公開した。自動運転タクシーの日本での導入に向けた実証走行を来週から始める予定で、タクシー大手の日本交通(東京)の乗務員が東京都心を運転してデータを収集する。
配車アプリを手がける「GO」(東京)とも連携している。走行する車両は25台で、搭載したカメラやレーダーなどで道路環境などの地図データを集め、自動運転技術を日本の交通ルールに適応させる。タクシー業界では運転手不足が課題で、日本での将来的な自動運転タクシーの導入につなげたい考えだ。
車両はJR高輪ゲートウェイ駅前で公開された。