沖縄県で昨年、米兵の性暴力事件が相次いだことを受け、米軍と県警などが18日夜に同県沖縄市で合同パトロールを実施することが分かった。政府関係者が10日、明らかにした。米側が再発防止策の一環として打ち出していた。沖縄ではかつて合同パトロールが行われていたが、今回実施されれば1974年以来となる。

 18日夜〜19日未明、県や市の職員、地域住民も参加し、繁華街を中心に回る。米兵の基地外での行動を規制する「リバティー制度」に基づいて帰宅を促すなどして、県民の安心感醸成につなげたい考えだ。