【ニューヨーク共同】9日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=143円台と昨年10月上旬以来、約半年ぶりの円高ドル安水準を付けた。

 トランプ米政権の関税政策に伴う貿易摩擦激化への警戒感から、相対的に安全な資産とされる円を買ってドルを売る動きが強まった。

 午前8時40分現在は前日比2円19銭円高ドル安の1ドル=144円02〜12銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・1084〜94ドル、159円73〜83銭。