大阪・関西万博に「空飛ぶクルマ」を出展するスカイドライブ(愛知県豊田市)は9日、会場の人工島・夢洲で機体のデモ飛行を報道機関に公開した。福沢知浩最高経営責任者(CEO)は社会実装に向けて「万博で見て、知って、わくわくしてほしい」と話した。
同社が開発した機体「SD―05」は12基のモーターとローターを備え、定員3人、航続距離15キロ。13日の開幕日のほか、7月中旬〜8月下旬の2地点間や周回飛行を検討している。
この日は丸紅が飛ばす1人乗りの機体も公開された。万博では他にANAホールディングスと米ジョビー・アビエーションのグループも来場者を乗せないデモ飛行を計画している。