中央競馬のクラシック第1弾、第85回桜花賞(13日・阪神1600m芝、G1)の最終追い切りが9日、東西(美浦、栗東)のトレーニングセンターで行われ、昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ1着以来となるアルマヴェローチェが態勢を整えた。
栗東のCウッドコースで3頭併せの真ん中に入り、ラスト200m11秒4と軽快な脚さばき。上村洋行調教師は「馬体は成長してるが、動きは軽やか。2歳女王の名に恥じないレースをしたい」と意気込んだ。
クイーンカップを快勝した関東馬エンブロイダリーは栗東の坂路で併せ馬。森一誠調教師は「能力を感じる。環境にも慣れ、仕上がりもいい」と納得の表情だった。