夏の参院選石川選挙区(改選数1)を巡り、立憲民主、国民民主両党の県連幹部は9日、金沢市で会合を開き、自民党現職への対抗馬として、候補者を一本化する方針で一致した。月内にも改めて会合を開催し、選定に入る。昨年衆院選の石川1区で敗れた立民の荒井淳志氏らの名前が取り沙汰されている。

 石川選挙区では、自民現職の宮本周司氏(54)、参政党新人の牧野緑氏(39)が立候補を予定。共産党は野党共闘に加わる可能性を模索する一方で、独自候補の擁立に向けた準備も進めている。