笹川スポーツ財団は8日、国内の成人のスポーツに関する2024年の調査結果を発表し、競技場などでスポーツを直接観戦した人の割合は26・2%となった。新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ前回22年の調査から6・9ポイント増加し、回復傾向を示した。
インターネットでの観戦率は前回から2・6ポイント増の24・2%となった。観戦競技のトップは、オンラインの有料配信が増えているボクシングなどの格闘技だった。テレビでの観戦率は79・0%とほぼ横ばいだった。
年1回以上の運動実施率は69・8%で、前回調査から3・1ポイント減少した。
調査票に記入してもらう形式で計3千人から回答を集めた。