男子を統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)のツアープレーヤーの権利を女子選手で初めて得た寺西飛香留が8日、主催者推薦で出場する今季の男子ツアー初戦、東建ホームメイト・カップ(10日開幕)に向け、会場の三重県東建多度CC名古屋で練習し「出られることがうれしい。ファンのように見ていた選手と一緒の舞台に立てる。どきどきしている」と心境を語った。
兵庫県出身で24歳の寺西はドライバーの飛距離が持ち味。男子ツアーの出場権が懸かった昨年8月の予選会に参加し、規定を満たした。女子のプロテストには合格しておらず「予選通過が目標」と意気込んだ。
女子では過去に宮里藍らが男子ツアーに出場している。