日本陸連は4日、東京都内で2025年度の強化方針について記者会見し、9月に東京で行われる世界選手権へ向け、山崎一彦強化委員長は複数のメダル獲得を目標に掲げ「それぞれのブロックで掲げている目標以上の成績を出し、地元で選手が輝けるようサポートしたい」と語った。

 パリ五輪のメダルは女子やり投げの北口榛花(JAL)の「金」のみだった。世界選手権東京大会では、パリでともに5位に入賞した男子110メートル障害の村竹ラシッド(JAL)、同走り高跳びの赤松諒一(西武プリンス)らが表彰台候補に挙げられ、競歩もメダルの複数獲得を狙うとした。