3日、NATO本部でルッテ事務総長(右)と会ったルビオ米国務長官=ブリュッセル(AP=共同)

 【ブリュッセル共同】北大西洋条約機構(NATO)は3日、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの対応や、トランプ米政権が求める欧州の防衛費の負担増などを協議する外相理事会をブリュッセルで開いた。4日までの日程で、ルビオ米国務長官が初めて出席。ロシアとウクライナの停戦に向けた仲介を進める米政権の出方が注目される。

 ルビオ氏は理事会に先立ち記者団に「トランプ大統領はNATOを支持している。われわれはNATOの一員であり続ける」と強調。加盟各国に対し、防衛費を国内総生産(GDP)比5%に引き上げるよう求めた。

 初日はNATO加盟32カ国によるワーキングランチに続き、日本と韓国、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国の外相らを招いた会合を開催し、日本からは岩屋毅外相が出席。ロシアが中国や北朝鮮と関係を深めていることを踏まえた協力の強化が議題だ。

 ウクライナのシビハ外相が参加し、同国との連携枠組み「NATOウクライナ理事会」もワーキングディナー形式で開催。シビハ氏が最新の戦況などを説明するとみられる。