和歌山県田辺市の世界遺産・熊野本宮大社の例大祭(13〜15日)を前に、祭りで使う縁起物の「挑花」作りが大詰めを迎えている。挑花は、菊の花を模した白、赤、黄色の造花で、授かると無病息災などの御利益があると伝わる。
地元婦人会の有志7人が3色の紙を直径約15センチの花びらの形に切り、数枚重ねて竹製の棒に付けた。約600本を仕上げる。15日の渡御祭で、挑花を挿した木製の鉢を氏子が担いで練り歩き、行列を色鮮やかに彩る。
婦人会の会長笹野みよ子さん(75)は「皆さんの健康と幸せを祈り、世界平和を願いながら作った。多くの人に見に来てもらいたい」と話した。