2度の不信任決議可決による失職に伴う大阪府岸和田市長選が30日告示され、いずれも無所属で新人のNPO法人代表理事花野真典氏(46)、新人の元国会議員秘書佐野英利氏(45)、出直し選に臨む前職の永野耕平氏(46)、新人の元高校教諭上妻敬二氏(66)の4人が立候補を届け出た。投開票は4月6日。

 佐野氏は第一声で「積極的な財政運営で、若い世代に選んでもらえる街にする」と主張。議会の大半を占める市議約20人が応援に駆け付けた。永野氏は「今まで取り組んできた行政改革を加速させたい」と訴えた。花野氏らも教育改革などを掲げた。

 新人の政治団体「NHKから国民を守る党」党首立花孝志氏(57)は、交流サイト(SNS)上で不出馬を表明した。当初は永野氏を応援する「2馬力」選挙目的で出馬するとしていた。

 永野氏は女性との不倫を認め、昨年12月の不信任を受けて議会を解散。市議選後の今年2月には「解散に大義はない」として2度目の不信任が可決された。市長選を経て市政の混乱が解消に向かうかどうかが焦点となる。