【ニューヨーク共同】27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比155・09ドル安の4万2299・70ドルで取引を終えた。トランプ米政権が輸入自動車に対する関税措置を発表したことを受け、世界経済の先行きへの警戒感が広がった。
トランプ米大統領は26日、輸入自動車と主要部品に25%の追加関税を課す文書に署名した。欧州連合(EU)やカナダ、メキシコなどが米国への報復措置を導入した場合、世界的な貿易摩擦が激化するとの懸念が投資家心理を冷やした。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も続落し、94・98ポイント安の1万7804・03。