26日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸した。前日終値からの上げ幅は一時300円を超え、節目の3万8000円を回復した。前日の米国株上昇を好感した買い注文が優勢だった。
午前終値は前日終値比109円61銭高の3万7890円15銭。東証株価指数(TOPIX)は5・02ポイント高の2802・54。
前日の米国市場では、ハイテク株主体の株価指数などがそろって上昇した。この流れを引き継いだ東京市場でも、株価水準が高い半導体関連銘柄を中心に値を上げた。
3月期決算企業の期末配当を受け取る権利を確保するための買いも入りやすかった。
買い一巡後は、伸び悩む場面があった。トランプ米政権の関税政策の不透明感が重荷だった。