メキシコのシェインバウム大統領（ロイター＝共同）
【メキシコ市共同】メキシコのシェインバウム大統領は２５日、トランプ米政権による関税を巡る対応次第では、対抗措置に踏み切るとの考えを明らかにした。米側が４月２日に新たな関税措置を公表する構えを示す中、メキシコが対抗する場合、その内容を翌３日に公表するとしている。メキシコメディアが報じた。
４月２日は、トランプ政権が、自由貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定（ＵＳＭＣＡ）」の適用品目を対象にメキシコやカナダに対する２５％の関税を一時免除する措置の期限に当たる。貿易相手国の関税率と同程度の関税をかける相互関税の詳細についても同日公表するとしている。
