2019年、ワシントンのホワイトハウスで並ぶトランプ米大統領(左)とトルコのエルドアン大統領(共同)

 【エルサレム共同】トルコのエルドアン大統領は16日、トランプ米大統領と電話会談し、トランプ氏が主導するロシアとウクライナの和平交渉に関し「断固とした直接的な取り組みを支持する」と述べた。トルコはロシア、ウクライナ両国と良好な関係を維持する。和平交渉の関与に意欲を示しており、恒久的な和平を目指す努力を今後も続けると強調した。

 エルドアン氏は「あらゆる問題に関して米国との協議を増やす必要がある」とも主張。昨年12月にアサド政権が崩壊したシリアについては、制裁解除に向けて共に取り組む重要性を訴えた。

 また、米国がトルコを排除した最新鋭ステルス戦闘機F35計画への復帰も要請した。