大規模山林火災の被害を受けた岩手県大船渡市赤崎町外口を見回る消防隊員=10日

 村上誠一郎総務相は11日の記者会見で、大規模山林火災が起きた岩手県大船渡市に派遣され、千人規模で活動している緊急消防援助隊を当面維持する考えを示した。「(再燃の恐れがない)鎮火に向けて万全を期したい」と述べた。

 市は9日、延焼拡大の危険がなくなったとして鎮圧を発表した。総務省消防庁によると、援助隊は引き続き地上からの巡回警戒や、ヘリコプターによる空中消火などに当たる。