ヘルメットの重要性を学ぶ高校生たち=昨年9月、県警本部

 高校生の自転車ヘルメット着用率の低さが課題となる中、入学シーズンを前に、学校や自治体が着用促進に向けて動いている。2025年度からヘルメット着用を自転車通学の条件としたり、購入費を補助したりするなど、実効性のある働きかけを進める。自転車乗用中死者のうち、ヘルメット非着用者の約4割が頭部に致命傷を負ったというデータもあり、県警は「命を守るもの」として、かぶるよう呼びかけている。

 今月7日、県警本部で学校や警察、行政による高校生のヘルメット着用に関する意見交換会が開かれ、関係者が取り組みを発表した。

 このうち大垣東高校(大垣市美和町)は...